乳房におけるインターベンションの多くは超音波ガイド下に施行され,確定診断のために必須となっています。しかしその手技と選択は,施設差,個人差が大きく,本邦では標準的な考え方がまとまっていないのが実情です。インターベンション研究部会では2009年5月に「乳腺超音波ガイド下インターベンション手技マニュアル」を刊行しました。それ以来主にJABTS学術集会に合わせて乳房インターベンション講習会を行い,教育活動も行ってきました。その後6年の間に多くのデバイスが開発され,インターベンションに対する考え方にも変化が生じてきたこと,講習会での受講者からの疑問点の呈示,腋窩へのアプローチなど内容をより充実させる必要性が出てきたことから,第2版となる「乳房超音波ガイド下針生検マニュアル」を作成し,2016年11月に刊行いたしました。その中には多くみられる疑問に対してQ & Aの項目を設け,できるだけ分かりやすい解説を行っています。しかし,他にも本書に記載していない多くの疑問や悩みもあるかと考えられます。あるいはよりよい工夫を行っている先生方もいらっしゃるでしょう。
そこで,乳房超音波ガイド下インターベンションに関する疑問や工夫を前もってお受けし、学術大会においてディスカッションすることを考えております。細胞診,コア針生検,吸引式組織生検に関する事柄を広く募集致しますので、学会総会HPより質問や工夫を記載してください。質問時には職種、インターベンションのキャリアなどを入力していただくと、質問者にあわせた回答がおこないやすくなるため、あわせて入力してください(希望しない場合は無記名でも大丈夫です)。
乳房超音波ガイド下インターベンションの適正な手技普及のため、ご協力をお願いします。
― インターベンション研究部会 ―
乳房超音波ガイド下インターベンションに関する疑問や工夫を、下記要領にて募集いたします。
質問募集期限:2017年5月8日(月)2017年5月11日(木) まで
(期限を延長しました)
質問者に合わせた回答を作成の為、職種・キャリアをご記入いただけますようお願い申し上げます。氏名・ご所属先は無記名でも構いません。
なお、ご提出いただきました個人情報につきましては、本企画の運営のみに使用し、その他の目的で使用する事はございません。
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